はじめに

　皆様は「ランチミーティング」という言葉をご存じですか？ランチミーティングとはその名の通り、昼食を食べながらカジュアルな会議を行う「意見交換を兼ねたランチ会」のことで、ランチをともにしつつリラックスしながら会議を行うことで会話がはずみ、緊張して発言がしにくい人も気軽に意見を述べやすいという特徴があります。ランチミーティングのスタイルは、会社を挙げて行われる大規模なものから、数人で行われる小さなものまでさまざまですが「濃密なコミュニケーションを取りながら会議を進める」という点で共通しています。

　会社でのランチタイムは、業務の能率をアップするための重要な休息時間です。「ランチミーティング」は、その時間をより有効に活用する手段として、近年注目されています。では、ランチミーティングを取り入れることでどんなメリットが生まれるのでしょう。そこで今回は、ランチミーティングの魅力について皆様にお話ししたいと思います。

ランチミーティングのメリット

　ただ社員同士で意見を交換するだけなら、業務時間のミーティングで十分できることですよね。ランチタイムを共にしながらミーティングを行うことにはどんなメリットがあるのでしょうか。

1. 気軽に発言しやすい雰囲気が作れる

　会議は、どうしても堅い雰囲気になりがち。中にはせっかくいいアイデアが浮かんでも、緊張でうまく発言できない…なんて人もいるのではないでしょうか。ランチミーティングは、カジュアルな雰囲気で会議を行うため、参加者同士の意見交換が活発化しやすいといったメリットがあります。

2. 社員同士の親睦が深まる

　ランチミーティングは、交流の場としての役割も兼ね備えているので、普段あまり話す機会のない人とも、気軽に会話が楽しめます。上司と部下との垣根を超えて親睦が深まるのは、大きなメリットといえるでしょう。定期的なランチミーティングで社内の人間関係が良好になることによって、社内の風通しがよくなり、企業の活性化も期待できます。

3. 様々な目的で開催できる

　一般的に会議というと、業務の課題などについて話し合う「問題解決のための会議」です。しかし、ランチミーティングは先述したように「親睦を深めるための会議」なので、議題について話し合うだけでなく、他部署の人との交流会や、取引先へのカジュアルな接待などとしても活用できます。また最近では、歓送迎会や忘新年会をランチタイムに開催する企業も増えてきているようです。ランチタイムなら、プライベート時間を大切にしたい人や、お酒が苦手な人でも、参加へのハードルがぐっと下がることでしょう。

ランチミーティングで気を付けなければいけないこと

　ランチミーティングにはたくさんの利点があることがわかりました。社員が働きやすい環境を作る取り組みとして、ランチミーティングはとても魅力的ですね。ですが、通常の会議と違って社員のプライベート時間に開催するランチミーティングでは、いくつかの注意すべきポイントがあります。参加者に楽しく有意義な時間を過ごしてもらえるよう、上手に計画を練りましょう。

1. 参加者の負担にならないようにする

　本来、ランチタイムは各々が自由に過ごし、午後の仕事に向けて英気を養う時間です。ランチミーティングは、普段の会議よりも気楽に参加できるのも魅力の一つですが、中には「一人の時間がないと休んだ気がしない」という人もいるでしょう。別途休憩時間を設けたり自由参加にしたりするなど、参加者にとって負担にならないよう配慮することが大切です。

2. 場所選びは周囲への気遣いを忘れずに

　社外でランチミーティングを行う場合に注意したいのが「場所選び」です。例えば、小さなカフェなどを大人数で占拠してしまうと、ほかのお客さんやお店の方に迷惑をかけてしまいかねません。また、会議そのものがあまり社外の人の耳に入って欲しくない内容であることも考えられます。予め個室を予約したり会社のミーティングスペースを利用したりするようにしましょう。

ランチミーティング成功のカギ

1. 日程調整は慎重に

　ランチミーティングの特徴の一つとして、立場や所属するグループがバラバラな人たちが集まることが多いということが挙げられます。招待した人が参加しやすいよう、それぞれの都合に配慮した日程を組み、なるべく早めにお知らせする必要があります。ですが、みんなのスケジュールを把握しつつ毎回、日程を調整するのはなかなか大変ですよね。そんなときは、ランチミーティングを定期開催してみてはいかがでしょうか？「毎月〇日はランチミーティング」などといったように決めておけば、毎回日程の調整に時間を割く必要がなくなりますし、参加者にとっても各々のスケジュールを調整しやすくなります。

2. 美味しい食事で参加意欲UP

　交流の場であるランチミーティングでは、食事がかなり重要な役割を果たします。美味しい食事が場の雰囲気を盛り上げ、参加者のコミュニケーションを円滑にするからです。会社の近くのレストランなどを事前にリサーチして、参加者により満足してもらえるようなミーティングにしたいですね。

　お勧めは、デリバリーやケータリングを活用したランチミーティング。自社の多目的スペースなどを利用すれば、移動時間を短縮できるので、１時間から長くても２時間という限られた時間で行うランチミーティングにもってこいです。自分たちだけの空間なら、会話が盛り上がって少々声が大きくなってしまっても周りに気を遣わなくていいというのも嬉しいポイントですね。

まとめ

　いかがでしたか？ランチミーティングを取り入れることで会社全体の結束を強めたり、仕事へのモチベーションを高めたりすることができます。社員同士の心の距離が縮まれば、普段の会議でも意見を出しやすくなり、業務の効率化も期待できるでしょう。 皆さんも、ランチミーティングを社内イベントのひとつとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

ランチミーティングにはケータリングやデリバリーがおススメ

　ケータリングやデリバリーを利用すれば、目でも舌でも楽しめる素敵な食事を気軽に楽しむことができます。社員だけのミーティングでは、みんなで仲良くつまめるオードブルをデリバリー、社外からゲストを招くときにはケータリングでホテルビュッフェのようなワンランク上の豪華な料理をといった風に、ミーティングの目的や参加者に合わせて上手に使い分ければ、ランチミーティングをより有意義なイベントにできるでしょう。

　Merenda-メレンダ-では、ランチミーティングにぴったりなデリバリーメニューやケータリングプランを、多数ご用意しております。どうぞお気軽にお問合せくださいませ。皆様からのご注文、スタッフ一同心よりお待ちしております。