初めてでも安心ケータリングのご利用ガイド-part1-

プランイメージケータリング

 ここ最近ではずいぶんとその名が世間に広まった感のある『ケータリング』。皆さまもすでにパーティーや懇親会などで口にされたことがあるかもしれません。しかしながら実際に自分でケータリング会社に注文をされた方はまだまだ少ないのではないでしょうか。
 ケータリングを利用しようと思った時に、数あるケータリング会社やずらっと並ぶ料理のプランをどのように選んでいったら良いのかお困りの方がとても多い現状を、日頃お問い合わせを受ける中でよく感じます。これが初めての利用であればその悩みもなおさらです。
 そこで今回のコラムではそもそもケータリングってなんなの?というレベルの方でも、これだけ知っていたら希望に沿った最適なプランが選ぶことができる!となるように具体的なアドバイスを挙げながら紹介していきたいと思います。せっかく興味があるのにどうしたら良いのか分からないからと尻込みしているそこのあなた。是非こちらのコラムを参考に勇気を出して(大袈裟ですね笑)お問い合わせをしてみてください。少しでもお役に立てれば幸いです。

まずはどのような形式が向いているのかを考えてみる

立食パーティーイメージ

 一口にパーティーやイベント、懇親会といってもどのようなシチュエーションでどのような目的で開催するのかといったようにその趣旨・場所などによって実にさまざまなバリエーションが考えられます。まずはそのパーティーに向いているスタイルを考えてみましょう。
 代表的なケータリング料理の提供スタイルと言えば、多くの方が想像するであろう立食形式のビュッフェスタイルになります。ホテルなどで行われているビュッフェをイメージしていただくと分かりやすいかと思います。どちらかというとカジュアルな雰囲気が出やすく、またちょっとしたお食事として提供する場合にもこちらのスタイルをとるケースが多いです。
 一方できちんとしたお食事として時間を設ける場合や、参加者の年齢層が比較的高い場合などに用いられるのが着席形式のスタイル。挨拶やスピーチに長い時間を準備している時などはずっと立ち続けているとしんどいですので椅子の用意があった方が良いかもしれません。
 立食形式のスタイルであればパッと手に取って食べやすい料理中心の構成に、着席形式のスタイルであれば重ための料理構成でゆっくりとお食事を楽しんでいただく、といったようにメニュー構成もおのずと絞られていくでしょう。

問い合わせの際に伝えておくべき情報とは

お問い合わせイメージ

 実際に問い合わせをする段階で事前に分かっている情報は出来る限りケータリング会社に伝えておいた方がベターです。当日の仕上がりを見て思っていたのとなにか違う…とならないためにも、分かる範囲での情報共有と要望についてできるだけ細かく伝えておきましょう。
 以下に代表的なものをいくつかご紹介します。もちろんすべての情報が問い合わせの段階で決まっていなくても大丈夫。追々伝える形で構いません。

◆開催日程と時間、場所

 逆にこれらが決まってない段階で問い合わせをしても「決まり次第ご連絡ください。」で終了してしまいます。伝えるべき情報としては最優先事項です。ケータリング会社のスケジュールに空きがあるのか、まずはここから聞いてみましょう。ただし詳細な時間については、ある程度ザックリでも大丈夫です。

◆開催目的、趣旨

 はじめでも触れましたが、そのパーティーの目的によって向いているスタイルが異なります。ケータリング会社のプランナーはあらゆるパーティーシーンを熟知していますので、どのような目的や趣旨で開くのかを伝えてあげることで最適なレイアウトやスタイルを提案してくれることでしょう。

◆トータル予算または一人あたりの予算

 こちらの情報もあらかじめ伝えておかないと想像していたものと乖離してしまう重要なポイント。「とにかく豪華に」だけ伝えたらとんでもなく高額な見積もりが届いてビックリ!などということにもなりかねません。見栄を張っても仕方ないですので正直に出せる金額を伝えましょう。問い合わせる前にあらかじめホームページ内のプランを見て大体の料金を掴んでおいた方が良いかと思います。

◆参加される方達の年齢層や男女比率

 メニューを決める上で意外と重要なのがこれらの情報。パーティーの形式と同様に大切なファクターのひとつです。経験上ですが、問い合わせた時にこれらの情報を聞いてくれるケータリング会社は優秀だと思います(笑)
 男性や若い方が中心の会なのか、ご年配の方も含めた幅広い年齢層の方々が参加されるのか、女性中心で量よりも見た目や質に重きを置くのか、これらの違いにより求められる料理の内容を選択していきましょう。

◆パーティー会場の広さと使用するテーブルのサイズ・台数

 参加人数に対して会場が手狭であれば着席形式での開催は厳しくなります。そうは言っても会場の広さに対してどれくらいの人が入れるのかを想像するのはちょっと難しいですよね。そこはプロに任せてしまうのが安心です。会場レイアウトも具体的な広さを伝えておくと最適な提案をしてもらえます。
 テーブルのサイズうや台数についても、ケータリング会社が用意してくれるテーブルクロスが適切なものになるよう事前に伝えておくと良いでしょう。

 以上、ケータリングを依頼する上で大切なパーティーの形式と伝えておくべき情報についていくつかご紹介しました。part2では問い合わせから当日までの流れについてご紹介する予定です。皆さまがもっと気軽にケータリングを利用していただけるよう、このコラムが少しでも参考になれば幸いです。