パーティーでの司会進行のコツ

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パーティー、式典の司会進行のコツ

 レセプションパーティーに宴会、ウェディングパーティー、祝賀会など、大人になると、様々なパーティーや式典の企画や運営を任される機会は意外と多いですよね。司会進行は、たくさんある仕事の中でも、大切な仕事の一つです。そこで今回は、初めての方でも安心して当日を迎えられるような、パーティーの司会進行についての情報を皆様にご紹介します。

服装

 意外と迷いがちなのが服装。派手過ぎず、かといって地味すぎるのもちょっと…などと考えているうちにさらに迷ってしまいます。司会者の服装で押さえておきたいポイントは『季節感』『清潔感』『オリジナリティ』の3つ。

 まずひとつ目は『季節感』。例えば夏に厚い素材を身に着けていると、ちょっと暑苦しく感じてしまいますよね。反対に冬なのに服装が夏用だと、やっぱり季節にそぐわず不格好な印象になってしまいます。季節に合わせた適切な素材の服装を心がけましょう。季節の変わり目など適切な服装がわかりにくい時期では、学生や制服がある企業の衣替えを目安にすると選びやすくなります。

 次に『清潔感』。シャツやブラウスにしわが寄ってないか、裾の解れはないか、予めしっかり確認しておきます。女性がスカートスタイルをチョイスする場合は、ひざの出ない丈を選びましょう。また、マナーとしてジャケットを着るようにしたほうが無難です。もしも堅くなりすぎて場にそぐわないと感じた時に、すぐに脱ぐことができるよう、中の服装にも気を配ります。

 最後は『オリジナリティ』。司会者は主役ではないので、目立ちすぎる衣装はNG。とはいえ、華やかなパーティーの引き立て役でもあるので、質素になりすぎても物足りない印象になってしまいますよね。そこでワンポイントやアクセサリーで、さりげなく「遊び心」を加えるのがお勧めです。例えば、女性ならパーティーのテーマに合わせたブローチや髪飾りを付けたり、男性ならネクタイなどで企業カラーを取り入れたり。気づいた人が、思わずにっこりしてしまうような、オリジナリティある服装でパーティーに花を添えましょう。

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式次第・台本

 本番で慌ててしまわないためにも、式次第や司会者台本は必須アイテムです。挨拶や、プログラムの進行についてのせりふ回しなどを決めておきましょう。特に司会が苦手な方や、初めての方は、なるべく細かく作りこんでおくことをお勧めします。

基本的な式次第の例をご紹介します。

  1. 開会の挨拶~司会者が、簡単な自己紹介を交えて行います。
  2. 主催者挨拶~主催団体・企業で一番偉い方が行います。
  3. 乾杯~来賓企業の重要な方にご発声をお願いします。
  4. フリータイム~歓談や食事を楽しみます。
  5. 来賓挨拶~来賓者の中から一人に挨拶をいただくのが一般的です。
  6. 余興~来賓の紹介や、あれば祝電の披露を行います。出し物やゲームが行われる場合もあります。
  7. フリータイム~歓談や食事を楽しみます。
  8. 中締めの挨拶・謝辞~主催団体・企業で二番目に偉い方が行います。
  9. 閉会の挨拶~中締めの後も残って歓談を楽しまれている方に向けて、司会者が行います。

 来賓を招待するかしないか、フォーマルかカジュアルかなど、どんな目的でどんな雰囲気のパーティーにしたいかによって必要なプログラムは少しずつ違ってきます。主催者や運営担当の方と、事前にしっかり打ち合わせをしておきましょう。

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次に、司会者の挨拶を作るコツをご紹介します。

開会の挨拶

ここでは、集まっていただいたことへの謝辞と、司会者の簡単な自己紹介、パーティーの主旨説明を盛り込みます。

(例) 皆様、こんにちは。本日はお忙しい中、多くの方々にお集まりいただきまして、ありがとうございます。本日司会を務めさせていただきます、○○と申します。どうぞよろしくお願いします。今回、~なパーティーにしたいと思っております。(パーティーの主旨を説明)皆様、どうぞ最後までお楽しみください。

閉会の挨拶

中締めの後も残って歓談を楽しむ方もいるので、しばらく時間を置いた後、閉会の言葉を述べてパーティーを終わりにします。

(例) ご歓談の中恐縮ですが、そろそろパーティーのお開きの時間となってしまいました。本日は楽しんでいただけましたでしょうか。これにて、パーティーをお開きとさせていただきたいと思います。本日はお忙しいところ弊社主催のパーティーにご出席いただき、誠にありがとうございました。

 パーティーの主旨や雰囲気に合わせて、ユーモアを交えたり、主役に関する小話をちりばめたりして、パーティーを盛り上げましょう。また、司会者が始終うつむき加減になってしまうと、会場全体の雰囲気も何となく暗くなってしまいます。そうならないために、あらかじめセリフをしっかり頭に入れて、会場を見渡しながらにこやかに進行できるとなお良いですね。

まとめ

 司会者の役割は、パーティーの進行をスムーズにし、会場をうまく盛り上げることです。そのためにも、主役は誰か、どんなパーティーにしたいかを明確にし、参加者全員が楽しめる雰囲気を作ることが大切です。常に笑顔を絶やさず、声に感情を込めるように心がけましょう。特に初めての司会では、緊張してしまいがちですが、あまりプレッシャーを感じることなく心に余裕をもつことが成功のカギとなります。そのためにも、事前の準備は抜かりなく行いましょう。

パーティーのお料理にはケータリングがおススメ

 司会者は、準備期間だけでなく、当日も大忙し。会場や料理の準備などを含めると、とてもではないけれど手が回らなくなることもあるでしょう。そんな時にはケータリングサービスのご利用がおススメ。会場の設営から料理の配膳、後片付けまで全てプロのスタッフが引き受けてくれます。

 Merenda-メレンダ-でも様々な魅力あふれるプランをご用意いたしております。パーティーでケータリングサービスの利用をご検討されている方は、是非ご相談ください。皆様のご利用をスタッフ一同、心よりお待ちしております。